帰楽可楽(きらくコーラ)
薬草まちでコーラの起源に立ち帰る「帰楽可楽」
私たちが活動する奈良県宇陀市は、1400年以上前の推古天皇の時代から宮廷行事である「薬狩り」が行われたという記載があり、古くから大和当帰などの薬草を栽培し、地域の健康と伝統文化を支えてきました。私たちはこのような薬草の文化と伝統を次世代へと継承していくため、現代の健康と地域の伝統文化結びつける方法として、その昔「薬」として飲まれていた「コーラ」に着目しました。
地域で受け継がれてきた薬草を守りつつ、コーラの本来のありかたを追求した結果、薬草のまちならではの、心と身体に優しいクラフトコーラが完成しました。コーラは一般的に体に悪そうなイメージのドリンクですが、私たちは本来コーラが人々にもたらすべき「健康」にこだわりました。帰楽可楽を飲み、楽しく健康になっていただけければ嬉しいです。
奈良県宇陀市産の大和当帰
帰楽可楽の主な原材料は、古来より宇陀の地で生薬として知られてきた「大和当帰」の乾燥葉です。和ハーブの香りをしっかり楽しめるよう、甘さ控えめでスッキリとした味わいに仕上げました。添加物を一切使用せず、天然素材の風味を最大限に引き出しました。そっと鼻を近づけると、豊かな大和当帰の香りが広がり、自然の息吹を感じられる一品です。
大和当帰
日常の食事で生命を養う「医食同源」
「医食同源」とは、病気の治療も日常の食事も、生命を養い健康を保つためには欠かせないものであり、その源は同じであるという考えです。19世紀の欧米では、コーラは「万能薬」や「風邪薬」として飲まれ、肉体疲労や二日酔いに効果があるとされていました。「帰楽可楽」はそんなコーラの起源である「薬」の概念に立ち返ったドリンクです。大和当帰が持つ ”活性酸素から身体を守り、血行を促進する効能” であなたの健康をサポートします。古来からの薬草の力を現代の生活に取り入れ、健康な体づくりを始めてみませんか?
良質な素材をまるごと使用した「そのままの味」
健康に寄り添う「帰楽可楽」はシロップを構成するスパイスや糖類には全て天然素材を使用しており、添加物は一切使用していません。自然の風味を最大限に活かした、体に優しい飲料です。和ハーブの香りとともに、自然の恵みをお楽しみください。素材の味をとことん追求した結果、くずが瓶の底に沈殿したり、泡に付着してしまう仕様となっておりますが、その部分にこそ、こだわりと栄養が詰まっております。宇陀の肥沃な自然ですくすくと育った素材の味をぜひご堪能ください。
うだ薬湯の宿 やたきや
故郷を守り、故郷に帰る。
奈良県宇陀市は近年、人口減少に伴う産業の担い手不足に直面しています。地域の伝統薬草である大和当帰も例外ではありません。そんな状況のなか私たちは地域資源を風化させないための取り組みの一環として「帰楽可楽」を開発しました。地域の伝統や自然の恵みを「なつかしいみらい」として次世代に伝える活動理念のもと開発した帰楽可楽には「地元を守り、里に帰る喜びを忘れないで欲しい」そんな思いが込められています。
作り手の声 ー良質な大和当帰を育む「宇陀まほろば薬菜」
大和当帰を栽培している「宇陀まほろば薬菜園」です。当帰の栽培は一般的に”手間がかかる”とされていますが、私たちは”さらに手間をかけ”、化学肥料は一切使用せず、宇陀の自然の力のみで作物をひとつひとつ大切に育んでおります。帰楽可楽には良質な大和当帰葉を使用しておりますので安心してお召し上がりください。そして「帰楽可楽」をキッカケに大和当帰の魅力がより多くの皆さまに伝わればうれしく思います。